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2002年 守りと変革ー経営編

守りと変革

2002年11月1日


 創業13年を経過した。ゼロの状態から多くのことを経験し、沢山の物を揃え、人を集め、組織をつくり、ルールを作ってきた。その間様々な紆余曲折があり、変更があり、調達と廃棄、採用と退職、創造と変更を繰り返してきた。多くのエネルギーを費やし造り、変更し守ってきた。振り返ってみると如何に守り続けることが難しいかを身にしみて感じる。多くのルールが試行錯誤の上につくられ変更されてきた。その苦労の成果のルールでさえ、守り通すという強い意志がなければあっという間に崩れてしまう。


 ルールが実情にあわなければ変更すればいい、そのときには何故そのルールがあるのかが再度、まな板に乗るだろう。皆で理解して変更するのは時代が変わるのだからむしろ当然である。しかし、ルール無視の行動は過去に蓄積した運営のノウハウをまた捨ててしまうことになる。もったいない話である。自らがルールの意味を本当に理解していない可能性を検討せず、場当たり的な判断は組織運営を極めて効率の悪い状態に陥れる。時としては、組織や人に大きな被害を与える。


 日頃より組織をドンドン変革しようと言っている言葉に込めている思いは深い。ルール無視などとは全く次元が違うレベルである。どんなに素晴らしいルールや文化であっても、組織にとって価値があるか否か、時代の流れの中では常にその存在価値がチェックされねばならない。もし、不適合なことが生じたらその現象かルールを直ちに修正しなければならない。間違った現象に、ルールが無視されて運用されたら、組織は間違った方向に進んでしまう。我々は常にルールを決められたとおり運用することによって間違った現象が発生したことを確認できる。対処も出来るし、出来なければルールを更新する。ルールを曲げてしまうと組織を蝕む寄生虫を体内に招き入れてしまう。これは責任者として最も恐れねばならないことの一つだと思う。


 今日、社内で上履きスリッパを目撃した。些細なことだ。もう既に何人も履いているという。かつて、社内は全員がスリッパであった。暫くするといろいろ問題が生じてきた。何人かの幹部と何度か相談した結果、不況の中、会社が買い与えてでも上履靴に変更しようとの結論を出した。そして、実行した。


 会社の歴史を全員が知り、すべてを共有するのは不可能だとは思う。しかし、多くのことが偶然ではなく必然から発しているルールや文化が多いことも事実である。だから自らが知らない歴史の存在の可能性は常に想像しておいて欲しいものである。


 この思考は、技術者が新しい世界に足を踏み入れる時の気持ちの持ち様と全く同じである。先人に学ばず、自らを過信する者には必ず失敗が訪れるというルールである。

  「守   破   離」…13年間言いつづけてきた。理解して欲しい。

 

 

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